メーカーからの業務用エアコンの種類の傾向

業務用エアコン

数十年前に比べると日本の気候は、夏はより暑く、冬はより寒くなってきています。春や秋はいずれ無くなるのではないかと言われており、業務用エアコンの必要性と稼働率は年々増してきています。平均的なオフィスの場合、電気消費のうち空調用の電力が占める割合は夏季約37%、冬季は約28%と大きく、経営者や管理者であれば、業務用エアコンの電気代は気になるところです。業務用エアコンは業種によっても用途、必要とされる冷暖房能力は異なってきます。例えば、調理器具や食品を扱う飲食店であれば高い冷房能力が求められます。また、デスクワーク主体のオフィスであっても、従業員数やOA機器の台数によっては、冷房を強めに設定する必要があります。常に適切な温度が求められる宿泊施設では暖房も重要になります。職種によって業務用エアコンに求められる性能は様々であり、電気代削減のためには適切な能力のエアコンを選ぶことが肝要です。

電気代を削減するためのポイント

業務用エアコンの電気代を節約するために効果的なのは、常に設定温度を保つことです。エアコンは設定温度になるまでの間は、最大運転をし続けます。この時に消費電力も最大になります。設定温度になってからは消費電力が下がるため、可能な限り設定温度を保つことができれば、消費電力を下げることできます。そのためには、エアコンの電源を付けたり消したりせず、自動運転で付けっぱなしにするのも良い手段です。付けっぱなしと言うと電気代が増えるイメ―ジがありますが、前述の理由により電気代が抑えられるケースもあります。また、定期的なメンテナンスも重要です。フィルターが汚れてくると冷暖房能力は低下するため、電気代は増えます。同時に故障も防ぐことができるため、耐用年数を延ばすという効果もあります。

販売されている業務用エアコンの種類と傾向

メーカーから販売されている業務用エアコンにはいくつかの型があり、主要な型は「天井埋込カセット型」「ダクト型」「天井吊り型」「床置き型」の四つになります。床置き型に関しては工事が容易で低価格なのですが、直接床に設置する関係上、場所をとるため最近はあまり選ばれていません。天井埋込カセット型は、設置する場所に自由度があり、天井に埋め込むため空間の邪魔にならず、デザインも優れているものが多く、近年においては最も人気の型となっています。ダクト型は天井内部に吸気口と排気口のみ露出している型です。排気口は複数可能なのに対して本体は一台で済むため、費用を抑えることができ、こちらも人気のタイプです。天井吊り型は大規模な電気工事を必要としないため費用は少なく済みますが、一方向しか排気できないため、大きな空間には不向きとなっています。